最近よくPodcastを聞いています。ラガーマンにもビジネスマンにもためになるお話があったので記事にしたいと思います。
参考リンクはこちら。(#25-28)
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/a-scope-%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%81%A7%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E8%A6%96%E3%82%8B%E7%9B%AE%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B/id1583407085
実は日本の大学受験の現場が大きく変わろうとしていることをご存知でしょうか。
その背景のところから要約をさせて頂きます。
・産業構造の変化により、ミスをしない人からプラスをつくれる人が必要な時代になっている
・マークシート試験は消去法で「誤りをみつける能力」を競う採点方法
・「誤りをみつける仕事」はAIの進化により淘汰される
・マークシート試験は大量の失業者を養成してしまう
・減点方式の試験から加点方式の試験に変えるべき(AO入試)
・旧帝大・早慶などの有名私大もAO入試比率を3~5割に引き上げる
ひと昔前からはかなり大きな変化が起きています。なぜ加点方式の試験が必要なのか。
それは「板挟みと想定外」に耐えうる人材育成が必要だからです。昨今の世界情勢では想定外の出来事が本当に頻繁に起きています。正解がない状況、板挟みにあうことはビジネスの世界では毎日のように起こります。正解がそもそもない中で、頼りにする教科書がないのです。優秀だったはずの学生が社会に出てつまづくのは、こういったケースを乗り越えられない場合が多いのではないでしょうか。
この点、ラグビーの世界ではどうでしょう。想定通りにゲームが進む場合は勝ちパターンですすんでいる時だと思います。想定外の時にどんな判断を下すのか、それがそのチームの強さです。エリアを取りに行くべきか、パスアタックでトライをとりにいくべきか、板挟みの判断を幾重も重ねていくのがラグビーだと思います。つまり、ラグビーには「板挟みと想定外」を乗り越える力を養う力があると思います。特にキャプテンにはこの胆力みたいなところが求められます。
社会に出てもめげずに頑張れるラガーマンの強さの秘訣は、単に厳しいトレーニングを乗り越えたというだけない、こういった精神性からも語られるのではと思いました。